【第15回】最高のバックパックを探せ! – Dior HIT THE ROAD
星の数ほどあるバックパックの中から買うに値する逸品を見つけ出す連載「最高のバックパックを探せ!」。第15回は〈Dior〉のHIT THE ROADをフィーチャーする。
〈ディオール〉らしい抑えたゴージャスさが魅力の「CD ダイヤモンド」キャンバスを使用
これまでお送りしてきた全14回の「最高のバックパックを探せ!」でハイブランドを取り上げたのは第3回目の〈PRADA(プラダ)〉のみ(そちらの記事は以下のバックナンバー「第3回:PRADA」を参照)。特に意識はしていなかったものの、筆者が良いと思うバックパックはどちらかというとバッグ専業ブランドが多いことに気付いた。というのも「餅は餅屋」の言葉通り、靴とバッグはファッションブランドではなく専業ブランドのモノを選ぶのが一番無難だと信じているからだ。
それなのに今回〈Dior(ディオール)〉をセレクトしたのは、実生活で使いやすくメゾンならではの極上の品格を味わえるから。さっそく〈ディオール〉HIT THE ROADの魅力をチェックしてみよう。
それなのに今回〈Dior(ディオール)〉をセレクトしたのは、実生活で使いやすくメゾンならではの極上の品格を味わえるから。さっそく〈ディオール〉HIT THE ROADの魅力をチェックしてみよう。
【最高のバックパックを探せ!バックナンバー】
第1回:PORTER SENSES
第2回:THE NORTH FACE × Supreme
第3回:PRADA
第4回:F/CE
第5回:ADER Error
第6回:POTR × DAIWA
第7回:GANZO
第8回:VISVIM
第9回:EASTPAK × BEAMS
第10回:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
第11回:GREGORY × BEAMS
第12回:PORTER EXCHANGE
第13回:GLENROYAL
第14回:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel
第1回:PORTER SENSES
第2回:THE NORTH FACE × Supreme
第3回:PRADA
第4回:F/CE
第5回:ADER Error
第6回:POTR × DAIWA
第7回:GANZO
第8回:VISVIM
第9回:EASTPAK × BEAMS
第10回:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
第11回:GREGORY × BEAMS
第12回:PORTER EXCHANGE
第13回:GLENROYAL
第14回:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel
〈ディオール〉HIT THE ROADは長い歴史を持つアーカイブから着想を得た「CD Diamond(CD ダイヤモンド)」キャンバスを全面に使用している。「CD ダイヤモンド」キャンバスは1974年にマルク・ボアンがデザインしたグラフィックモチーフをベースに、2022年サマーメンズコレクションで登場。カッティングを施したダイヤモンドを想起させるラグジュアリーなデザインにアップデートした「CD」イニシャルをコットンキャンバスにプリントすることで、〈ディオール〉ならではのオリジナリティの高い魅惑的なパターンへと昇華したデザインが特徴となっている。「CD ダイヤモンド」キャンバスは登場以来ファッション感度の高い人々から愛されているが、ハイブランド特有のゴージャスさはありながら華美さはほどほどに抑えた見た目が支持されている理由ではないだろうか。
メゾンのテクニックと上質な素材を使用
日常使いのしやすい機能性とサイズ感にも注目
そして、ショルダーストラップやハンドルなど随所に落ち着いたグレーカラーのスムースカーフスキンをあしらい、上質さをさり気なくアップデート。フロントの大きなフラップポケットはChristian DiorナイロンジャカードバンドとChristian Diorバックルによって守られながら、メインコンパートメントにスムーズにアクセスできる使いやすさを実現した。フラップポケットに付属するChristian Diorシグネチャー入りのアルミニウムバックルや、パラジウムコーティングが施された真鍮製Diorシグネチャーも〈ディオール〉を所有している満足感を常に感じさせてくれるだろう。
細部に至るまでメゾンの意匠と高いテクニックが施された〈ディオール〉HIT THE ROADは、アウトドア系ブランドが作るカジュアルなバックパックよりもずっと着用すること自体にハードルが高いことは否めない。バックパックとはいえメゾンが作る一級品である以上、ある程度以上のファッションセンスとコーディネート力が必須であることは言うまでもないだろう。しかし、必要以上に構えずにカジュアルな格好の時にも積極的に使うのが正しい付き合い方。例えば全身モノトーンのミニマルな装いの時は、背中のバックパックだけが上品なグレーで雰囲気を和らげてくれる。ジーンズを着用する砕けたスタイルの際も、〈ディオール〉HIT THE ROADであればよくあるアメカジ系ではなく、スタイル自体を格上げしてくれるはずだ。人それぞれのファッションスタイルを上質にアップデートしてくれるとっておきの小道具として使用することで、良い意味でカジュアルな付き合い方を続けられるのではないだろうか。
〈ディオール〉HIT THE ROADは日本全国の〈ディオール〉直営店や取扱店をはじめ、公式オンラインサイトにて販売中。価格は400,000円となる。
連載「最高のバックパックを探せ!」のバックナンバーは以下の「BACK NUMBER」から。
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BACK NUMBER
- 【第1回】:PORTER SENSES
- 【第2回】:THE NORTH FACE × Supreme
- 【第3回】:PRADA
- 【第4回】:F/CE
- 【第5回】:ADER Error
- 【第6回】:POTR × DAIWA
- 【第7回】:GANZO
- 【第8回】:VISVIM
- 【第9回】:EASTPAK × BEAMS
- 【第10回】:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
- 【第11回】:GREGORY × BEAMS
- 【第12回】:PORTER EXCHANGE
- 【第13回】:GLENROYAL
- 【第14回】:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel