【第18回】最高のバックパックを探せ! – 4 MONCLER HYKE BACKPACK
星の数ほどあるバックパックの中から買うに値する逸品を見つけ出す連載「最高のバックパックを探せ!」。第18回は〈4 MONCLER HYKE〉から先日ローンチされたラグジュアリー極まるバックパックをフィーチャーする。
モダンなブランド同士が作る全天候型仕様
〈Moncler(モンクレール)〉が世界中の様々なクリエイターを招聘してコレクションを展開するプロジェクト〈Moncler Genius(モンクレール ジーニアス)〉から、日本発の超人気ブランド〈HYKE(ハイク)〉とのコラボレーションラインである〈4 MONCLER HYKE(4 モンクレール ハイク)〉のセカンドコレクションがローンチされた。ダウンジャケットをはじめ素晴らしいコレクションがいくつも発売されているが、本稿では両ブランドのセンスと技術が詰まったバックパックに的を絞ってお届けする。
【最高のバックパックを探せ!バックナンバー】
第1回:PORTER SENSES
第2回:THE NORTH FACE × Supreme
第3回:PRADA
第4回:F/CE
第5回:ADER Error
第6回:POTR × DAIWA
第7回:GANZO
第8回:VISVIM
第9回:EASTPAK × BEAMS
第10回:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
第11回:GREGORY × BEAMS
第12回:PORTER EXCHANGE
第13回:GLENROYAL
第14回:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel
第15回:Dior HIT THE ROAD
第16回:sacai × PORTER
第17回:RAMIDUS
第1回:PORTER SENSES
第2回:THE NORTH FACE × Supreme
第3回:PRADA
第4回:F/CE
第5回:ADER Error
第6回:POTR × DAIWA
第7回:GANZO
第8回:VISVIM
第9回:EASTPAK × BEAMS
第10回:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
第11回:GREGORY × BEAMS
第12回:PORTER EXCHANGE
第13回:GLENROYAL
第14回:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel
第15回:Dior HIT THE ROAD
第16回:sacai × PORTER
第17回:RAMIDUS
まずは大きなサイズ感に意表を突かれた方が多いのではないだろうか。〈モンクレール〉〈HYKE〉共に都市型のモダンなコレクションを得意とするブランドだけに、バックパックも日常使いに最適な程よくコンパクトなサイズ感がふさわしいのでは?と思えるからだ。それではなぜ都市生活に最適な仕様ではなく、大きく本格的な仕様になったのか?その答えは本コレクション自体のコンセプトにある。
〈HYKE〉のデザイナーである吉原秀明氏と大出由紀子氏の両名は、2回目となる〈モンクレール ジーニアス〉のコレクションを考えるにあたり、フランス人登山家であるLionel Terray(リオネル・テレイ)が1960年に着用したダウンやその他の〈モンクレール〉のアーカイブピースを探求し、高度な技術を駆使したファブリックとクラフトマンシップに注目したという。数十年前の登山家が身に着けていた防寒着をはじめとした〈モンクレール〉のアーカイブにあるのは絶対的な機能性。そこに〈HYKE〉ならではのウィットに富んだセンスとアイデアを加えることで、オリジナリティのある再解釈が完成する。この方向性から、コレクションに必要なのは都市型の「普通な」仕様ではなく、持てる技術を可能な限り注ぎ込んだエクストリームな逸品が必要だと考えたのではないだろうか。
〈モンクレール〉のこちらのバックパックは〈4 MONCLER HYKE〉のルックに合わせてデザインされており、全天候型対応とされている。つまり、東京やニューヨークのど真ん中であろうと、富士山への登頂であっても、北極圏への冒険旅行であっても利用できるということだ。ボディには撥水性コーデュラ®ナイロン素材が使われ、バックパックを支える底面にはコーティングされた強靭なキャンバス素材、裏地には撥水性ナイロンドリル素材を採用。本格的な防水性が図られ、耐久性を重視して作られていることが分かる。
〈モンクレール〉のこちらのバックパックは〈4 MONCLER HYKE〉のルックに合わせてデザインされており、全天候型対応とされている。つまり、東京やニューヨークのど真ん中であろうと、富士山への登頂であっても、北極圏への冒険旅行であっても利用できるということだ。ボディには撥水性コーデュラ®ナイロン素材が使われ、バックパックを支える底面にはコーティングされた強靭なキャンバス素材、裏地には撥水性ナイロンドリル素材を採用。本格的な防水性が図られ、耐久性を重視して作られていることが分かる。
ハイテク武装したラグジュアリーバックパック
完成したバックパックは、まるで武装した特殊部隊の隊員が背負っているようなタフネスがある。とはいえ〈モンクレール〉と〈HYKE〉というラグジュアリーブランドが開発したものなので、随所にファッション的な洗練とデザイン性の高さが光っている点もこのバックパックの大きな魅力だろう。
正面向かって右上にはホワイトアウトされた〈モンクレール〉のロゴが静かに配置され、中央下部にはコラボレーションであることを証明する両ブランドの名前をプリント。リボン素材のトップハンドルにも両ブランドの名前が入り、あくまでもさり気なく特別なコレクションであることを主張している。ポイントで使われるレザー素材のディテールも、本質的なラグジュアリー性を求めるファンにとっては嬉しいポイントになるはずだ。
正面向かって右上にはホワイトアウトされた〈モンクレール〉のロゴが静かに配置され、中央下部にはコラボレーションであることを証明する両ブランドの名前をプリント。リボン素材のトップハンドルにも両ブランドの名前が入り、あくまでもさり気なく特別なコレクションであることを主張している。ポイントで使われるレザー素材のディテールも、本質的なラグジュアリー性を求めるファンにとっては嬉しいポイントになるはずだ。
〈4 MONCLER HYKE〉の主流となるアパレルコレクションでも〈GORE-TEX®(ゴアテックス®)〉INFINIUMやマイクロリップストップナイロン、サーモヒートキルティング、ダブルクロージャー、YKK AQUASEAL®ジッパーなどのハイテク素材/機能がこれでもかと使われており、単なるラグジュアリーを超えた高い機能性を実現。過剰な飾りやデザイン性を排したミニマルな仕上がりも〈4 MONCLER HYKE〉らしい。
〈4 MONCLER HYKE〉のバックパックは388,300円。バックパックとは思えない価格もさすがと言うほかない。詳しくは「〈モンクレール〉公式サイト」をチェックしてみよう。
〈4 MONCLER HYKE〉のバックパックは388,300円。バックパックとは思えない価格もさすがと言うほかない。詳しくは「〈モンクレール〉公式サイト」をチェックしてみよう。
BACK NUMBER
- 【第1回】:PORTER SENSES
- 【第2回】:THE NORTH FACE × Supreme
- 【第3回】:PRADA
- 【第4回】:F/CE
- 【第5回】:ADER Error
- 【第6回】:POTR × DAIWA
- 【第7回】:GANZO
- 【第8回】:VISVIM
- 【第9回】:EASTPAK × BEAMS
- 【第10回】:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
- 【第11回】:GREGORY × BEAMS
- 【第12回】:PORTER EXCHANGE
- 【第13回】:GLENROYAL
- 【第14回】:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel
- 【第15回】:Dior HIT THE ROAD
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