【第22回】最高のバックパックを探せ! – TSUCHIYA KABAN™ バックパック
星の数ほどあるバックパックの中から買うに値する逸品を見つけ出す連載「最高のバックパックを探せ!」。第22回は〈TSUCHIYA KABAN™〉のTSUCHIYA バックパックをフィーチャー。
〈TSUCHIYA KABAN™〉に変更後、最初のリリースとなる注目のバックパック
日本を代表するレザーブランド〈土屋鞄製作所〉が〈TSUCHIYA KABAN™〉にブランド名を変更し、ブランドロゴやブランドカラー、パッケージをはじめとしたリニューアルを行ったことは昨日の記事でお伝えした通り。同時に発表された新商品、TSUCHIYA バックパックはこれまでの〈土屋鞄製作所〉とこれからの〈TSUCHIYA KABAN™〉の架け橋となる記念碑的なアイテムだ。
【最高のバックパックを探せ!バックナンバー】
第1回:PORTER SENSES
第2回:THE NORTH FACE × Supreme
第3回:PRADA
第4回:F/CE
第5回:ADER Error
第6回:POTR × DAIWA
第7回:GANZO
第8回:VISVIM
第9回:EASTPAK × BEAMS
第10回:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
第11回:GREGORY × BEAMS
第12回:PORTER EXCHANGE
第13回:GLENROYAL
第14回:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel
第15回:Dior HIT THE ROAD
第16回:sacai × PORTER
第17回:RAMIDUS
第18回:4 MONCLER HYKE
第19回:CHROME HEARTS × Matty Boy Sex Records Leather Backpack
第20回:ZARA Nylon Backpack
第21回:Thom Browne フラワーバックパック
第1回:PORTER SENSES
第2回:THE NORTH FACE × Supreme
第3回:PRADA
第4回:F/CE
第5回:ADER Error
第6回:POTR × DAIWA
第7回:GANZO
第8回:VISVIM
第9回:EASTPAK × BEAMS
第10回:GREGORY × BARNEYS NEW YORK
第11回:GREGORY × BEAMS
第12回:PORTER EXCHANGE
第13回:GLENROYAL
第14回:DESCENTE ALLTERRAIN × cote&ciel
第15回:Dior HIT THE ROAD
第16回:sacai × PORTER
第17回:RAMIDUS
第18回:4 MONCLER HYKE
第19回:CHROME HEARTS × Matty Boy Sex Records Leather Backpack
第20回:ZARA Nylon Backpack
第21回:Thom Browne フラワーバックパック
〈土屋鞄製作所〉は1965年のブランドスタート以来、高品質な子供向けのランドセルや大人向けの革製品を世に送り出してきた。商品の根底にある「Craftsmanship」「Creativity」「Timeless」というブランド・アイデンティティや品質の高さ、優れたデザイン性、アフターメンテナンスのレベルの高さ、高感度な店舗など、すべてにおいて日本を代表するレザーブランドであると言っても過言ではないだろう。
そんな同ブランドがこのタイミングで〈TSUCHIYA KABAN™〉という英語表記のブランド名に変更し、ロゴやブランドカラーを含めたリブランディングを敢行した理由は、本格的に世界を視野に入れるため。ファッション好きであればご存じの通り、日本のブランドのモノ作りにおけるレベルの高さは世界が認めるところ。〈土屋鞄製作所〉という漢字表記のみのブランド名はグローバル化にあたっては弊害があると判断したのだろう。
そんな同ブランドがこのタイミングで〈TSUCHIYA KABAN™〉という英語表記のブランド名に変更し、ロゴやブランドカラーを含めたリブランディングを敢行した理由は、本格的に世界を視野に入れるため。ファッション好きであればご存じの通り、日本のブランドのモノ作りにおけるレベルの高さは世界が認めるところ。〈土屋鞄製作所〉という漢字表記のみのブランド名はグローバル化にあたっては弊害があると判断したのだろう。
リブランディングが行われる=当然今後リリースされるアイテムへの期待度も自然に高まってしまうが、つい先日ローンチされたTSUCHIYA バックパックは、これからの同ブランドの未来を象徴する存在になるかもしれない。
曲線と直線を織り交ぜたオリジナルのシェイプで構成するこちらのバックパックは、革本来のしっかりとした張り感と滑らかさを最大限生かすべく、デザイナーと職人が意見を交わしながら生み出したという。丸みがありながらシャープさも感じられるルックスに仕立てるために下部を引き締めた上広がりの形にするなど、全体のプロポーションにもかなり気を遣っていることが分かる。
曲線と直線を織り交ぜたオリジナルのシェイプで構成するこちらのバックパックは、革本来のしっかりとした張り感と滑らかさを最大限生かすべく、デザイナーと職人が意見を交わしながら生み出したという。丸みがありながらシャープさも感じられるルックスに仕立てるために下部を引き締めた上広がりの形にするなど、全体のプロポーションにもかなり気を遣っていることが分かる。
頭文字”T”をパターン化した「シグネチャーレイズド」仕様も登場
メイン素材にはバケッタ・ミリングレザーを採用。リッチな風合いと質感豊かなシボ感が特徴のバケッタ・ミリングレザーはイタリア製の高級タンニン鞣し革で、〈土屋鞄製作所〉時代にもバッグや財布など様々なアイテムで使われてきた。触れると「キュッ」と音が鳴り、少々の傷などは指でこすると消えてしまうこのレザー自体に虜になっている方もいらっしゃるのではないだろうか。
特に注目したいのは、新生〈TSUCHIYA KABAN™〉を象徴する「シグネチャーレイズド」仕様のデザインが登場したこと。ブランド名の頭文字である”T”を規則性のある連続模様としてデザインしたオリジナルパターンを熱成型で立体的に浮き出させた「シグネチャーレイズド」は、従来のブランドイメージを大きく飛躍させる予測不可能なデザインだ。手に取るたびに光の反射や経年変化の進み具合でパターンの見え方に変化を感じられることも、長く革製品と付き合いたいという自然な欲求を新鮮な形で満たしてくれる。
特に注目したいのは、新生〈TSUCHIYA KABAN™〉を象徴する「シグネチャーレイズド」仕様のデザインが登場したこと。ブランド名の頭文字である”T”を規則性のある連続模様としてデザインしたオリジナルパターンを熱成型で立体的に浮き出させた「シグネチャーレイズド」は、従来のブランドイメージを大きく飛躍させる予測不可能なデザインだ。手に取るたびに光の反射や経年変化の進み具合でパターンの見え方に変化を感じられることも、長く革製品と付き合いたいという自然な欲求を新鮮な形で満たしてくれる。
作りにも〈TSUCHIYA KABAN™〉らしい徹底的なこだわりが注がれる
とはいえ、見た目的な変化球を狙ったアイテムではない。背面とショルダーベルトのクッション性、立ち上がり背カンによるフィット感の高さは〈土屋鞄製作所〉時代に長くランドセル作りで培ってきた知見とノウハウが詰まっており、いついかなるシーンにおいても私たちの背後をそっと優しく(しかししっかりと)寄り添ってくれる。メイン収納と背面側ポケット、前面上部のファスナーポケットの3層設計を上向きのフォルムにまとめることで使い勝手の向上を目指した点は、本アイテム開発時における新しい試みだという。その結果、荷物を多く収納しても底に溜まりにくい構造になっているため、バックパック本来の美しいシェイプが崩れないように配慮されているというから恐れ入る。
これまでのヘリテージとこれからのニュースタンダードを予見させるTSUCHIYA バックパックは、6月2日(金)より一部店舗で先行予約を受け付け中。2023年9月より「TSUCHIYA KABAN™ 公式サイト」および全店舗で一般販売が開始される。いち早く手に入れたい方は〈TSUCHIYA KABAN™〉の店舗に足を運んでみてはいかがだろうか。
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ITEM CREDIT
- TSUCHIYA KABAN™:TSUCHIYA バックパック